これしかない!と思えた仕事。
お客さま先に設置されているBAシステムに含まれる空調自動制御機器の遠隔監視(リモートメンテナンス)を担当しています。具体的には、1週間ごとの温度・湿度などを収集してグラフ化し、過去のデータと比較しながら稼働状況に異常がないかをチェック。さらに省エネや効率化の改善についての提案や報告書を作成しています。もしも不具合が見つかれば社内のサービスエンジニアの方が現場へ行って対応してくださいます。就活時は理想の会社がなかなか見つからない中、たまたまキクチのことを知り、大学で建築環境工学を学んでいたことから興味を持ちました。中でもリモートメンテナンス業務は、データを扱う点やデスクワークがメインである点から強く惹かれ、面接でもはっきりと「第一志望です!」と話していたくらいです(笑)内定をいただいたときは迷いなく入社を決めました。
報告書はお客さまとのコミュニケーション。
お客さまのことを想いやった報告書をつくることです。とても専門的な分野なので、用語をそのまま使用すると、お客さまには伝わりません。かといって、一般的な言葉に直しすぎると、逆に分かりにくくなってしまう。そのため、ときには図や表も用いて、最も伝わりやすい表現になるよう工夫を重ねています。加えて、現場ごとにお客さまの特徴や知りたいことは違います。一見不具合に見えることも、お客さまが何か意図をもって行なっているかもしれません。強く否定をしたり、不安を煽りすぎたりしないよう、気を配りながら言葉を選びます。そういった判断は、お客さまと直に接しているサービスエンジニアとの連携が重要。些細なことでもお客さまの情報を共有できるよう、日頃から話しやすい関係づくりを心がけています。
難しさの分、やりがいも大きい。
自分の力で不具合の原因を突き止め、改善報告ができたときです。1年目はデータの見方からわからず、業務を進めることも、知識を理解し覚えることも、多くの時間がかかりました。でも少しずつ分かることが増えてきたあるとき、不具合に自分で気づくことができました。とてもうれしく、達成感がありました。また、リモートメンテナンス業務は基本的に現場へ行くことはないので、お客さまの声を直接聞く機会はほとんどありません。でも最近、不具合を先回りして発見できた現場があり、その際にサービス担当の方が、「助かりました!お客さまから感謝されました!」と伝えてくださり、大きなやりがいを感じました。
自分らしく活躍する先輩が目標。
今よりさらに知識と経験を積み重ねて、先輩方のように活躍できるようになりたいです。先輩方は本当に知識が深く広いので、たくさんサポートいただけて恵まれていると感じます。キャリアアップの面でも、シェアオフィス制度や勤務時間を選べる制度が整っているので、産後復帰される方が多くいらっしゃいます。それぞれのペースでキャリアを重ねている先輩方の姿は私の目標。まずは自分の知識を少しでも広げられるよう、会社の制度を利用して、資格取得や通信教育にチャレンジしています。
TIME SCHEDULE 私の働き方
リモートワークがほとんどで、毎日9:00ごろにスタート。できるだけ定時に上がるように工夫しています。常に1〜2件進行しているそれぞれの現場の締め切りを計算して、自分のペースでスケジュールを組んでいます。
- 月
- 現場A打ち合わせ・現場B報告書作成
- 火
- 現場A点検・現場B報告書部署内締め切り
- 水
- 現場A点検・現場B報告書手直しや打ち合わせ・終礼
- 木
- 現場A上司との検討会や報告書作成・現場B報告書お客さま締め切り
- 金
- 現場A報告書部署内締め切り
- 繁忙期は?
夏と冬は忙しくなるので、3〜4件担当することも。内容次第では土日に仕事をすることもありますが、代休はしっかり取るようにしています。